松くい虫被害木 大型破砕機による処理を引き続き
伊那市松くい虫対策協議会が2日に開かれ、昨年度から実施した被害木の大型破砕機による処理を引き続き行っていく事などが確認されました。
伊那市の松くい虫被害は昨年度1,908立法メートルで、上伊那全体ではH20年度から減少傾向にあるものの伊那市は増加しています。
今後の対策として協議会では被害木の処理方法として、できるだけ大型破砕機による処理を行っていくとしています。
破砕処理は、被害木を15ミリ以下のチップにし松くい虫が寄生できない状態にする方法です。
従来のくん蒸処理は、きり倒した被害木をビニールで覆い現場に残すため景観上問題がありました。
今年度は、処理を予定している900立法メートルのうち7割を破砕、残り3割をくん蒸で処理する計画です。