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旧井澤家住宅で骨董市

蔵出しや戦時中の「軍票」も

旧井澤家住宅で骨董市

 伊那市西町の旧井澤家住宅で、骨董市が開かれています。
 こちらは、戦争中に、発行されたぐんぴょう軍票といわれる紙幣です。
 大日本帝国政府と印刷され、東南アジアなど当時占領下においた国で使用されました。
 近年、人気が高まっているということで、未使用のものには、1枚2万5千円の値がつけられています。
 上伊那地域で骨董や美術品を扱う2つの業者が出店していて、訪れた人たちは、古民家の雰囲気の中で古美術品を眺めています。
 中村不折の書や池上秀畝が描いたとされる墨絵のほか、蔵出し品も多数あり、「お宝」が所せましと並べられています。
 駒ヶ根市で骨董店を営む小林さんは、「骨董の基本は、昔のものを大切にしようという精神で、現代のフリーマーケットの基になるもの。購入したら眠らせておくのでなく、使って欲しい」
と、骨董の魅力について話しています。
 骨董市は、5日までで、時間は、午前9時から午後5時。入館料は、大人が200円、子どもが100円となっています。

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