田んぼの生き物観察会
箕輪町の親子が4日、身近な田んぼに生息する生き物を観察しました。
箕輪町郷土博物館が開いた観察会で、親子およそ20人が参加しました。
観察会は、田んぼに生息する生き物を観察し、身近な自然に触れてもらおうと開かれていて、今年で2年目です。
子どもたちは、田んぼの中をのぞき込み、網や手で生き物を捕まえました。
田んぼではダルマガエルが多く見つかりました。
講師を務めた飯田市美術博物館学芸員の四方圭一郎さんは、「ダルマガエルは絶滅危惧種。体が丸く、手足が短くてジャンプ力が弱い」と話しました。
ダルマガエルは長野県内では辰野町から高森町までの地域に生息していて、特に辰野町から南箕輪村までの西天竜の水を活用している地域に多いということです。
この日はこのほか、マルガタゲンゴロウなども見つかり、子どもたちは観察に夢中になっていました。