日本の伝統芸能に触れる
東ティモールの学生
東南アジアの国、東ティモールの学生が5日、伊那市長谷の中尾座を訪れ日本の伝統芸能に触れました。
これは、伊那市高遠町出身の北原厳男さんが東ティモール大使を務めていることが縁で、友好関係を築こうと、今月2日から伊那市を訪れています。
5日は、東ティモールの高校生や大学生13人が伊那市長谷の中尾座を訪れ、この地区に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」について学びました。
実際に、歌舞伎で使われている弁慶の衣装を、中尾歌舞伎保存会のメンバーから着せてもらい記念撮影などをしていました。
衣装を着た学生は、「すごく不思議な気分。貴重な経験になった」と話していました。
最後に全員で、歌舞伎のおわりに客席に舞台から挨拶をする口状を日本語で読みあげました。
東ティモールの訪問団は7日に帰国することになっています。