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伊那美術展 力作並ぶ

伊那美術展 力作並ぶ

伊那美術協会による、伊那美術展が、5日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。
伊那美術展は、伊那美術協会会員の技術の研鑽の場として開かれている他、上伊那地区の高校生以上を対象に公募も行われ、今年で87回目となります。
伊那美術展は日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門で、会員作品162点と、一般と高校生を対象にしたジュニアの入選作品など76点の合計238点が展示されています。
このうち、優秀賞にあたる伊那市長賞に、中山隆文さんの彫刻、「湧いてくる想い」が選ばれました。
作品は、石を磨いて作ったもので、下から上へと湧きあがる想いを表現しています。
また、高校生のジュニア部門では、小松美穂さんの洋画、「キッチン」が大賞に選ばれました。
食器や鍋などを自由に並べ、台所の慌ただしさを、力強く表現した作品です。
伊那美術協会では、「今年は力作、秀作が揃った展覧会。多く人に見てもらいたい」と来場を呼びかけています。
伊那美術展は、12日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。

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