家族経営協定 新規3家族が締結
農家が経営方針や役割分担などを取り決める家族経営協定の締結式が9日、伊那市役所で行われました。
白鳥孝伊那市長らの立ち会いのもと、新規の3家族が協定に調印しました。
家族経営協定は、農業に携わる家族一人ひとりが、農業に誇りを持って取り組み、魅力ある農業にするために、経営方針や役割分担、労働報酬などについて取り決めるものです。
3家族を代表して、西春近の飯島信子さんは、「家族が同等の立場で農業経営や暮らしを築いていきたい」とあいさつしました。
飯島さんは水稲や野菜を生産していて、今回、長女と協定を結びました。
伊那市農業委員会の田中哲雄会長は、「今回の調印を新たな飛躍のチャンスにしてほしい」と話していました。
家族経営協定は3月末までに上伊那地域で281組が締結していて、伊那市では今日の調印を含め74組になりました。