カヌー楽しみ美和湖で交流
高遠小3年生が美和ダム水源地ツアーに参加、伊那小児童とも交流
総合学習で三峰川をテーマにしている、高遠町の高遠小学校3年生(村上美晴、36人)は20日、国土交通省天竜川ダム統合管理事務所美和ダム管理支所とNPO法人美和湖倶楽部(羽場好美理事長)が推進する「美和ダム水源地ツアー」に参加し、カヌーを体験した。
三峰川や天竜川流域の小学校を対象に年1回、湖や森林に親しみ、自然やダムなどの重要性を認識するツアー。三峰川の水質などを調査する3年生は、美和湖について理解を深めようと依頼した。
この日は、同様に総合学習で手作りカヌーによる水辺の自然を学んでいる、伊那市の伊那小学校5年智組(北澤夏樹教諭、33人)の児童と合流し、カヌーを通して交流した。
大半が未経験という3年生は、智組の児童とともに手作りの木製カヌーに乗り込んで湖面に繰り出した。智組の児童からアドバイスを受けながらオールを漕ぎ、湖中央まで進むと、「地上とは違う景色」に歓声を上げていた。
女子児童(9つ)は「初めての体験で楽しかった。美和湖のことはまだわからないことが多いけど、もっと勉強していろんなことを知りたい」と話していた。
美和ダム管理支所で、オリエンテーリングもして、美和湖について調査した。