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上伊那手話サークルの新人研修会

上伊那手話サークルの新人研修会

 上伊那手話サークルの新人研修会が12日、南箕輪村村公民館で開かれました。 
 新人研修会は、聴覚障害者の生の声を聞き、これからの活動に生かしていこうと開かれているものです。
 12日は、伊那から駒ヶ根までの5つサークルから、およそ40人が集まりました。
 参加者は、手話サークルの活動内容についてや、ろうあ運動についての話を聞きました。
 このうち、ろうあ運動の話では、上伊那聴覚障害者協会の会員4人が、仕事場で感じたことなどを話しました。
 ある会員は「仕事場で、コミュニケーションがとれないことが1番苦労した。時間を知らせるチャイムの音も聞こえず、他の人の動きを見て判断していた」と話しました。
 他にも「同じ仕事場に、手話を知っている人が入り、通訳してくれるようになってとても助かった」などと話しました。
 上伊那手話サークルの北原久栄会長は「手話技術だけでなく、耳の不自由な人の生活の苦労を知り、それを社会に広める努力をしていく必要がある」と話していました。

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