高遠高の福祉・音楽コース生徒がさくらの里訪れ交流
高遠高校福祉コース2年生22人と音楽コース全学年の生徒25人が19日、特別養護老人ホーム「さくらの里」を訪れ、歌を披露するなどして交流した。
福祉コースの生徒は居室から会場まで、車いすを押して移動の介助をしたり、手話を交えた合唱を披露。入所者に寄りそって、声をかけたり、音楽コースの歌発表に合わせて一緒に手を動かしたりと、コミュニケーションも深めた。
音楽コースの生徒は「富士の山」や「ふるさと」にオリジナルの振り付けを交えながら歌ったほか、「母さんの歌」「夕焼け小焼け」など入所者がなじみの深い曲を合唱し、会場に美しいハーモニーを響かせた。
入所者は生徒たちに合わせて、同じように体を動かしたり、テンポの早い曲には手拍子をしたり、時には口ずさんだりと楽しんでいた。