経済効果は5億円
伊那市の住宅リフォーム補助事業
伊那市の白鳥孝市長は、17日の伊那市議会一般質問で、市の住宅リフォーム補助事業による、市内建設業者への発注金額の合計が3億円近くに上ったことを明らかにしました。
市では経済効果は5億円としています。
この事業は30万円以上のリフォーム工事に対し、一律10万円を補助するもので、事業費は当初予算と補正を合わせて250件分、2千5百万円となっています。
伊那市のまとめによりますとこの事業による市内建設業者への発注金額の合計は、およそ2億9千万円となっています。
また運輸や材料などこれにより他の業種に波及する経済効果を合わせた金額は5億5千万円に上るとしています。
住宅リフォーム補助事業の受付は17日で終了していて、内訳は、一般リフォーム工事が130件、下水道接続工事を含むリフォーム工事が120件となっています。
白鳥市長は、この補助事業について継続はしないとの考えを示しています。