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伊那部宿を考える会 ジオパークについて学ぶ研修会

伊那部宿を考える会 ジオパークについて学ぶ研修会

 伊那市西町の住民などでつくる伊那部宿を考える会は、ジオパークについて学ぶ研修会を17日、開きました。 
 研修会には、伊那部宿を考える会の会員15人が参加しました。
 研修会は、地域の歴史について学ぼうと春と秋の年2回開かれています。
 17日は、地震と関わりの深い地質について学ぼうと、伊那市高遠町の板山露頭を訪れました。
 研修会では、東京都在住で戸台の化石保存会副会長の北村健治さんが、講師を務めました。
 このうち北村さんは、「左側の白い地層は、花崗岩などを含む日本海側のもの。右側の黒い地層は、黒色片岩などを含む太平洋側のもの。地層同士が押しあった様子が分かる」と説明しました。
 他に、「中央構造線は日本で1番長く大きな断層。地層を見ることで、地域の自然の成り立ちが分かる」と話しました。
 伊那部宿を考える会の森功会長は「人間の歴史も自然の歴史も通じるものがあると思うので、総合的な歴史について、理解を深めていきたい」と話していました。

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