父親対象の子育て講演会
父親を対象にした子育て講演会が18日、伊那市役所で開かれました。
会場には、市内を中心に20人の父親が集まり、講演に耳を傾けました。
これは、父親の積極的な育児参加の啓発と父親の子育て支援を目的に活動している、信州育メンズが開いたものです。
講師は親業訓練協会インストラクターの小椋佐代里さんが務め、子育てについて話しました。
小椋さんは子どもの話を聞くことの重要性を説明し「家庭での会話で、今日一日の出来事を聞く時に、親が安心するための会話ではなく、子どもがどんな気持ちなのかを理解して会話をする必要がある」と話していました。
また、子ども同士の喧嘩でどう対立を解いていくかについては「どちらが悪いということを怒るのではなく、お互いの気持ちを理解させたうえで対立を解くことが重要」と話していました。
ある父親は「何気ない会話も子どもにとっては大きな意味をもつ場合があることがわかった」と話していました。