原発廃炉など請願陳情 特別委で趣旨採択 意見書提出へ
伊那市議会電力・エネルギー問題等対策特別委員会が23日開かれ、6月議会に提出されている浜岡原発の廃炉などを求める請願陳情3件について、委員会では趣旨採択とし、委員会発議として意見書を提出することを決めました。
23日は、特別委員会に付託された請願陳情3件が審議されました。
請願陳情は、浜岡原発の廃炉や自然エネルギーへの転換などを国に求める内容です。
委員会では全会一致で3件を趣旨採択し、委員会として市議会本会議に意見書を提出することを決めました。
意見書の内容については、「浜岡原発の廃炉を入れるべき」「廃炉という言葉を入れるのは厳しい」など意見が分かれました。
意見書の文面は正副委員長に一任され、24日の本会議に提出される予定です。
また委員会として、市民に節電協力を求めるメッセージを本会議に提出することも決まりました。
委員会ではこのほか、節電への議会対応として、Tシャツ議会や扇子の使用、サマータイムの実施、議会や市が開く会議は電力需要が高くなる午後1時から4時の開催を避けることなどを議会運営委員会に提案することを決めました。