伊那北高校「ペン祭」一般公開始まる
被災地支援企画も
伊那北高校の文化祭「ペン祭」の一般公開が25日から始まり、校内は多くの人で賑わいました。
今年は、訪れた人たちの記憶に残る文化祭にしようと「僕の私のペン祭革命」をテーマに始まりました。
校内には部活による屋台などが並び、訪れた人たちが楽しんでいました。
今年は地域の人たちを巻き込んで被災地のために何かできないかと、地元のケーキ屋の協力のもと、生徒がデザインしたケーキの販売が企画されました。
販売開始前からブースの前には長い列ができ多くの人が買い求めていました。
ケーキは16種類800個が用意され、売上は義援金として被災地に贈られます。
また、被災地応援リストバンドを販売し、その売上の一部を被災地に贈るほか、文化祭に訪れた人たちがメッセージを書き込んだサッカーボールも贈られます。
ペン祭実行委員会の久保村佳音委員長は「被災地のために何かしたいと思い企画した。地域の人たちと一緒に被災地支援ができれば」と話していました。
また、伊那北高校同窓会館では、卒業生による「薫ヶ丘美術展」が開かれています。
作品展には、油彩画や油絵、彫刻など、卒業生40人の作品が並んでいます。
伊那北高校の文化祭「ペン祭」は26日も一般公開され、時間は午前9時から午後4時半までとなっています。