池坊巡回講座 華道の技と精神学ぶ
華道家元池坊の巡回講座が26日、伊那市のいなっせで開かれました。
池坊は日本の華道の流派で最も歴史があるといわれ、歴史上の記録に記されてから、来年で550年をむかえます。
巡回講座は、池坊の歴史を学び、新しい技術を伝えていこうと本部講師が派遣され、毎年、全国各地で開かれています。
上伊那の会場となったいなっせには、およそ350人の門下生や一般などが集まりました。
講師の池坊中央研究修学院 研究員の島津範好さんは「美意識は人それぞれに違うもの。自分の感性を大切にする事」と話し、「華道は、繰り返し練習をし、手で覚える事が大切」とアドバイスしていました。