ながた荘 震災の影響で減収
昨年度決算報告
みのわ振興公社が運営するみのわ温泉ながた荘の昨年度決算は69万円の黒字だったものの、灯油価格の高騰や東日本大震災の影響で400万円の大幅減収となりました。
28日、みのわ振興公社の株主総会が開かれ、昨年度の決算報告が行われました。
報告によりますと、昨年度ながた荘は、前の年より39万円少ない69万円の黒字、売上高は、前の年より400万円少ない1億2,983万円となっています。
みのわ振興公社では、灯油価格の高騰や、東日本大震災による宿泊や宴会のキャンセル、企業の送別会などの自粛が要因とみています。
とくに地震が発生した3月11日から31日までの前年との比較では、約300万円の減収となりました。
一方、ながたの湯は、震災後も時間を短縮する事なく通常営業を行ったことや、リニューアルオープンによる利用者の増加でほぼ例年なみの303万円の黒字となっています。
みのわ振興公社では、今年、新設されたながたドームや、新たに運営を始めた「農産物直売所にこりこ」などを活用し、利用客の増加に力を入れていくという事です。