施設整備検討専門委員会 発足
年度内に計画策定予定
新しいごみ中間処理施設の環境影響評価・環境アセスメントを行うため、施設の規模や処理方式などを検討する施設整備検討専門委員会が30日発足しました。
30日は、伊那市のいなっせで第1回の専門委員会が開かれ、白鳥孝広域連合長から有識者や地元北新区の代表など七人が委員に委嘱されました。
白鳥連合長は「上伊那に適した安心・安全な計画を立てていただき、環境アセスが適正にできるよう検討をお願いしたい」と挨拶しました。
施設整備検討専門委員会は、環境アセスメントを行うに際し、建設するとしたらどのような施設になるかを検討するものです。
会合では、正副委員長の選任が行われ、委員長には、信州大学農学部名誉教授の北澤 秋司さんが、副委員長には全国都市清掃会議・技術部長の荒井喜久雄さんが選ばれました。
北澤委員長は「大変重い仕事だが、皆さんの協力を得て進めていきたい」と挨拶しました。
また、オブザーバーとして、クリーンセンター八乙女の関係者や地元桜井区の代表も会議に参加していくことが決まりました。
委員会では、候補地のどの位置に、どれくらいの規模の建物を建てるのか、どのようなごみをどのくらい処理するのかなどを検討します。
また、処理するときに発生する熱エネルギーの量やその利用の方針などを検討していきます。
最終的には、処理方式についても絞込みを行います。
委員会は、来年3月まで9回ほどを予定していて、年度内に計画を策定する予定です。