信大生が諏訪形区から学ぶ
田園環境工学基礎演習
伊那市西春近諏訪形区に、信州大学農学部の森林科学科の学生が8日訪れ、地域が取り組んでいる獣害対策などについて聞き取りをしました。
信州大学農学部森林科学科で学ぶ2年生70人が、田園環境工学基礎演習として、諏訪形区を訪れました。
星川和俊教授によりますと、諏訪形区は、獣害や農業、土地利用など様々な観点から学習するフィールドに適しているということです。
地域の実情を話したのは、諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー4人です。
委員会は、平成18年の豪雨災害を機に結成され、山に植林するなどの治山活動をしています。
メンバーからは、獣害の被害やその対策などについて説明があり、学生から質問が寄せられていました。
学生たちは、このあと、それぞれが取り組むテーマに沿って区内を見て回りました。
委員会では、「大学にもアドバイスをいただくなどお世話になっている。お互い情報を共有して、より良い方向に進んでいきたい。」と話していました。