肖像画家三浦輝峰さんの展覧会
肖像画に見るリアリズムの美
伊那市出身の肖像画家三浦輝峰さんの展覧会「肖像画に見るリアリズムの美」が8日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
8日はオープニング式典が行われ、関係者およそ50人が出席しました。
会場には人物や風景などの油絵、48点が並べられています。
三浦さんは20歳の頃から肖像画や風景画を描き始め、2007年には全日本肖像美術協会の理事長に就任しました。
2003年には、二十歳の女性の初々しさを描いた「花の時」で内閣総理大臣賞を受賞しました。
また、扇千景元参議院議長など、三浦さんの作品は国会議事堂に飾られています。
三浦さんは、肖像画について「人の肌の色は繊細で、その色の魅力にひかれ描き続けてきた」と話します。
三浦輝峰さんの展覧会は8月28日まで、信州高遠美術館で開かれています。