伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章受章
ヨーロッパの国ルクセンブルクの経済的発展に貢献したとして、伊那市出身で帝人株式会社顧問の山岸隆さんが勲章を受けました。
21日は、山岸さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受章を報告しました。
帝人株式会社は、東京と大阪に本社を置きポリエステル繊維やタッチパネルなどに使われるフィルムなどを製造、販売しています。
また、近年は伊那市や飯田市などで在宅介護事業を展開しています。
帝人は、ルクセンブルクにも会社があり、山岸さんはそこの社長を務め、ルクセンブルグの経済的発展や日本との交流に貢献してきました。
その功績が認められ、今年5月にルクセンブルクから功労勲章を受けました。
山岸さんは「ルクセンブルグは行政との距離が近く、日本としても見習う点が多いと感じた。培った経験を生かし、生まれ故郷の伊那市の発展にも貢献していきたい」と話していました。