夏休み企画 子ども達が風車づくりに挑戦
伊那市創造館の夏休み企画「夏の体験教室」が23日に開かれ、子ども達が風車づくりに挑戦しました。
この日は、市内の小学生と保護者およそ30人が参加しました。
風車づくり体験は、工作を楽しみながらエネルギーや環境について学んでもらおうと企画されたものです。
教室では、信州大学工学部の中村正行教授が講師を務め、風車の作り方を指導しました。
子ども達は、用意された9種類の風車のペーパークラフトの中から自分の気に入ったものを選んで風車を作りました。
中村教授は「効率よく回すために、軸を安定させること」「風が当たる向きを計算すること」など、ポイントを上げながら説明していました。
また、風車にLEDの電球を取り付け、風車の力で電球を光らせる実験も行いました。
参加したある子どもは「以外と難しかったけど、風車が回ってうれしかった」と話していました。
中村教授は「楽しみながら勉強してもらい、エネルギー工学に興味を持つ子どもが出てきたらうれしい」と話していました。
創造館の「夏の体験教室」は、9月4日まであと3回計画されていて、次回は、来月2日に南アルプスジオパーク見学ツアーが計画されています。