核廃絶願い平和のつどい
1945年昭和20年、8月6日、広島に原爆が投下されてから66年が経ちました。
伊那市坂下の丸山公園では広島原爆の日の6日に平和のつどいが開かれました。
平和のつどいには、伊那市の被爆者で3年前に亡くなった久保村文人さんの遺族など、およそ50人が集まり、原爆が投下された時刻午前8時15分に黙とうを捧げました。
平和のつどいは、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が開いているもので、今年で25回目となります。
平和のつどいでは、参加者が原爆の火が灯されている平和の塔の前に花を手向けていました。
伊那市民の会では「アメリカのオバマ大統領は、核兵器のない世界をめざすと宣言してノーベル平和賞を受賞したが、今なお地下核実験を続けている。
1人1人の力は弱くても世界中の人々と連帯して核兵器のなくなる日まで活動したい。」話し、恒久平和への誓いを新たにしていました。