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2511/(月)

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南小河内伝統 おさんやり

南小河内伝統 おさんやり

箕輪町南小河内区に伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されている、おさんやりが16日に行われました。
おさんやりは、区内を流れる、「大堰(おおせぎ)」が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったといわれています。
夕方、白い服を身に纏った、地区の男達が、およそ700キロの舟を担ぎ上げると、お舟の巡航がはじまります。
地区の災いを舟にのせ、地区外へ運び出すものとされ、およそ2時間かけ地区内を練り歩きます。
また練り歩きの途中の辻では、舟をおろし民踊ヨイソレを披露していました。
日が沈み、暗くなると、おさんやりもクライマックスを迎えます。
男達は、広場に置かれた、舟を担ぎ上げると、木の回りを3周し、その後、左右に揺らしながら、舟を壊しました。
舟の破片は、玄関に飾ると、厄除けになると言われ、集まった人達は1年間の無事を祈りながら、破片を拾い集めていました。

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