リニアについて学ぶ
リニア中央新幹線について学ぶ講演会が14日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、大鹿村に事務局を置く住民有志の会「南アルプスの自然を愛する会全国ネット」が開いたもので、この会は、リニア中央新幹線の南アルプスを貫くCルートの撤回を求めています。
講演では、ジャーナリストの広瀬隆さんが話をしました。
広瀬さんは、「地震が起きる可能性の高い断層の上にリニアを走らせようとしている」と指摘しました。
また、「リニアは東海道新幹線の3倍のエネルギーを使う。リニアの計画が進めば現在停止している浜岡原発の再開になる」と話しました。
広瀬さんは、「東海地震は間違いなく起こる。リニアは大事故を起こし、浜岡原発は広い範囲に放射性物質を放出することになる」との可能性を話し、リニアの計画撤回を訴えていました。