第26回大芝高原まつり 雨の中熱気
第26回大芝高原まつりが20日、南箕輪村の大芝高原で開かれ、雨の中多くの人で賑わいました。
この日は、朝から雨の降るあいにくの天気となりましたが、大芝高原には多くの人が訪れまつりの雰囲気を楽しんでいました。
今年の大芝高原まつりは、東日本大震災や長野県北部地震に配慮し自粛も検討されましたが、南箕輪から被災地へ元気を届けようと開催が決まりました。
大芝高原の中央通りではおまつりパレードが行われ、23団体が大芝高原音頭を踊りながら練り歩きました。
このほか会場内では20近いイベントが企画され、大芝湖では恒例のたらいレースが行われました。
参加した人たちは、オール代わりのしゃもじを使って、たらいから落ちないようバランスをとって進んでいました。
たらいレースに参加した人は「しゃもじで漕ぐので腕が疲れた。でもおもしろい競技に参加できて良かった」と話していました。
味工房横の通路にはふるさとの味コーナーが設けられ、訪れた人たちが五平餅やフランクフルトを買い求めていました。
大芝高原まつり実行委員長の唐木一直村長は「雨の中での開催だが、多くの人が集まってよかった。まつりの元気が被災地に届けられたと思う」と話していました。
なお、今年の大芝高原まつりでは、花火大会が中止となっています。