映画監督 山崎貴さんトークショー
映画「ALWAYS 3丁目の夕日」などの映画監督として知られる、山崎貴さんのトークショーが19日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
これは、伊那市内の医療関係機関で作る伊那市医師会が開いたもので、医師やスタッフなどおよそ100人が集まりました。
山崎さんは、松本市出身の48歳。高校卒業まで長野県で過ごし、その後東京の映像製作会社に入社。現在もその会社に所属しながら映画を制作しています。
山崎さんが手がけた映画の中で、昭和30年代の東京の暮らしぶりを描いた「ALWAYS 3丁目の夕日」は、日本アカデミー賞で、作品賞、監督賞をはじめ12部門で最優秀賞を受賞しています。
「ALWAYS 3丁目の夕日」について山崎さんは「自分の生きていない時代を描くのはとても怖かった。とにかく当時のことを勉強して、映画を観た人が当時を思い出すような作品づくりを心がけた」と話していました。
山崎さんは「映画は誰か特定の人に見てもらいたいと思って作ると、その相手に届くいい映画になる。これからもその気持ちを持って映画づくりをしていきたい」と話していました。