二十二夜尊大祭
安産や家内安全を祈願
安産や家内安全を祈願する二十二夜尊大祭が21日、伊那市の丸山公園で開かれました。
二十二夜尊大祭は、坂下区の有志などでつくる実行委員会が毎年開いているものです。
旧暦の7月22日の夜に、月の出を待って願をかけると願いがかなうと伝えられています。
二十二夜尊の碑の前では、安産を祈願するロウソクの火が灯されました。
火の消えたロウソクを持ち帰り、陣痛が始まったら火をつけるとロウソクが終わるまでに分娩が終わると言われています。
21日は、出産を控えた妊婦や、出産を終えお礼返しに来る家族連れの姿もありました。
坂下区では、「地域の伝統行事を今後も守っていきたい」と話していました。