電動車いす講習会
先月の交通事故を受け
電動車いすに乗っていた96歳の男性が車と衝突し死亡した7月の交通事故を受け、伊那市は24日、高齢者を対象にした電動車いすの講習会を開きました。
講習会は事故のあった東春近で開かれました。
伊那市では7月の事故を受け、安全に電動車いすを運転してもらおうと、旗を作成し参加者に配布しました。
電動車いすの講習会は、これまで市内では手良地区の交通安全協会が独自に行っていましたが、伊那市が行うのは今回が初めてです。
伊那警察署の署員などが講師となり、「急なカーブで転倒しないよう気をつける、進行方向を変える時は十分な安全確認を行う」など安全運転の心構えを指導しました。
伊那市では、今後、地区ごとに電動車いすの利用数を調査し、講習会を開いていくという事です。