駒ケ岳遭難慰霊の日
箕輪中部小で児童が花手向ける
大正2年、1913年8月27日の中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳遭難の日を忘れまいと、26日箕輪町の中部小学校で、恒例の慰霊の日の行事が行われました。
全校児童717人が花を持って登校し、児童玄関前にある駒獄遭難之碑の前で花を手向け、手を合わせていました。
中部小学校の前身、中箕輪尋常高等小学校の駒ケ岳遭難は、大正2年、1913年の8月27日に当時の高等科2年生ら37人が登山した際、暴風雨に逢い、赤羽長重校長を含む11人が亡くなった山岳遭難事故です。
大正14年8月27日に同級生たちが、後世に伝え、慰霊しようと遭難之碑を建てました。
中部小では、毎年8月27日にあわせ、碑の前で児童会が中心になって慰霊の日の行事を行っています。
児童たちが登校する午前7時30分から30分ほどの間に、遭難之碑の前は、供えられた花で埋まりました。