全国障害者スポーツ大会に竹中一さんが初出場
フライングディスクで自己記録更新目指す
伊那市手良の竹中一さん(68)は、第5回全国障害者スポーツ大会=11月3縲・日、岡山県=に県選手団の一員として初出場する。
参加種目はフライングディスクで、飛距離を競う「ディスタンス」と、7メートル先の的に当てる「アキュラシー」。
00年、脳内出血で倒れ、左半身不随の障害を持つ。市身体障害者協会員の勧めで、フライングディスクを始めた。昨年9月の県大会は、ぶっつけ本番にもかかわらず好成績を収め、全国出場を決めた。
「練習すればするほど、伸びない」と悩むが「しっかり飛ばすには、フリスビーを回転させること」と自己記録24メートルを超える25メートルを目指す。
24日は市役所を訪れ、小坂市長に出場あいさつ。
小坂市長は「伊那で一人の出場。頑張って」と激励した。
ユニフォーム姿の竹中さんは「ずばらしい報告ができれば」と決意を語った。
大会は水泳、アーチェリー、卓球などの種目がある。県選手団は49人。