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信州型事業仕分け開始

伊那会場で21事業仕分け

信州型事業仕分け開始

 県が3日間の日程で行う信州型事業仕分けが3日から始まりました。
 初日は伊那市が会場で、21の事業を仕分けました。
 事業仕分けは伊那合同庁舎など3会場に分かれ、公開で行われました。
 信州型事業仕分けは、事業の必要性などを議論し、行政の効率化、国などとの役割分担を明確化するためのものです。
 仕分け対象は3日間で50事業、このうち伊那会場は21事業です。
 今回、仕分け人の議論を聞いて判定をする県民判定人方式を、都道府県で初めて導入しました。
 阿部守一知事は、「大勢の県民に県政に関心を持ってもらうことが大事。伊那で開催できたことは意義がある」とし、「仕分けの結果を必ず県政に役立てていきたい」と話しました。
 判定は5段階で、県民判定人がシートに記入した結果に基づいて決められました。
 仕分けの結果、「役割分担見直し」は地域景観育成事業で、市町村が実施すべきとなりました。
 「現行通り・拡充」は、農地法転用許可など7事業です。
 「要改善」は、国際交流員設置事業など13事業です。
 「行政の関与不要」「抜本的見直し」はありませんでした。
 県では、仕分け結果を尊重し、十分に検討して最終判断をするということです。
 4日、5日の事業仕分けは県庁で行われることになっています。

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