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パカパカ塾 モンゴルから義援金預かる

交流している遊牧民から厚志

パカパカ塾 モンゴルから義援金預かる

 箕輪町一の宮のNPO法人ハーレンバレーパカパカ塾は、交流しているモンゴルの遊牧民から、東日本大震災への義援金を受け取りました。
 15日は、パカパカ塾の春日幸雄理事長らが、義援金を受け取った経過などを説明しました。
 パカパカ塾では、塾に通っている小中学生をモンゴルの遊牧民の住居に数日間滞在させてもらい、交流する活動を2004年から行なっています。
 この活動により、子ども達の生きる力が養われているということです。
 そのほか、塾の会員が購入した馬を、遊牧民に預かってもらい、預かり金を遊牧民に支払うホースオーナー制度で、遊牧民の子ども達の教育費を支援してきました。
 馬を預かっている遊牧民達は、東日本大震災で、日本が甚大な被害を受けたことを知りました。
 今年の夏も小中学生とともに春日理事長がモンゴルを訪れた際、義援金を預かってきたということです。
義援金は、19人から20万トゥグルグが寄せられました。日本円に換算すると1万2500円程度ですが、1万トゥグルグで、1週間分の労働賃金に値することから、非常に貴重な志だということです。
 パカパカ塾では、日本赤十字社を通して、義援金を被災地に送りたいとしています。

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