オール反射ナイト作戦
夜間の事故防止へ
夜間の交通事故を防ごうと16日夜に、南箕輪村で「オール反射ナイト作戦」が行われました。
この日は地域住民などおよそ20人が参加し、伊那警察署の署員から夜間の交通安全について学びました。
これは、重大な事故につながりやすい夜間の交通安全について学んでもらおうと、伊那市と南箕輪村の住民でつくる伊那交通安全協会などが開いたものです。
昨夜は、車のライトが人の視覚にどのような影響を与えるかを学びました。
車のライトを当てて見えやすい色を判別する体験では、40メートル先にカラーコーンを置き、見える色と見えない色を確認していました。
ライトのついた車の横にいる人が、どこまで近づけば見えるかという実験では、1メートルほどまで近づいてようやく姿を確認していました。
ある参加者は「ライトを点ければ見えると思っていたが、死角があることがわかった。今回の経験を活かしていきたい」と話していました。
伊那警察署では、管内で今年に入り9件の死亡事故が発生していることから、夜間だけでなく日中も油断せず運転するよう呼びかけています。