台風15号による土砂災害、河川の増水に注意
小中学校が半日で授業を打ち切る
非常に強い台風15号の影響で伊那地域は午後から風雨が強まり、小中学校では授業を半日で打ち切るなどの対応をとりました。
長野地方気象台では激しい雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
21日は、伊那市では伊那西小学校以外の全ての小中学校また箕輪町、南箕輪村の小中学校が下校時刻を早め、午後1時から2時の間で集団下校しました。
長野地方気象台によりますと、19日午後2時の降り始めから今日午後3時までの伊那地域の総雨量は、150・5ミリとなっています。
また午後2時34分に最大瞬間風速14.6メートルを記録しました。
明日正午までの24時間に降る雨の量は県南部の多いところで180ミリと予想しています。
また天竜川などが氾濫する可能性があるとして午後3時55分伊那市に洪水警報を発令しました。
激しい雨の影響で伊那市西町の県道伊那駒ケ岳線の法面が崩落し、ねずみ平バス停から小屋敷橋の間が昨夜11時40分から通行止めとなっています。
午後3時現在、開通の見込みはたっておらず、県では天候の回復を待って現場の様子を調査するということです。
長野地方気象台では強い雨や突風のほか、土砂災害や河川の増水に、注意するよう呼びかけています。