伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2811/(木)

ニュース

十六善神図像 お披露目

伊那市富県下新山

十六善神図像 お披露目

伊那市富県の下新山で、明治43年に作られた掛け軸が見つかり、修復が終わった掛け軸が23日に住民にお披露目されました。
「十六善神図像(じゅうろくぜんじんずぞう)」と呼ばれる掛け軸で、中央に釈迦、そのまわりに仏法を守るという十六の神が描かれています。
明治43年に、当時の下新山の住民が寄付を募り、地元の宝勝寺に奉納したという事です。
当時は大事に保管されていましたが、いつからか存在自体が忘れ去られていて、去年、民家で発見されたという事です。
この掛け軸は、曹洞宗の寺院で春先に行われる大般若祈祷法要の際に、本尊の代わりに祭りお参りをするものだという事です。
住民らが新しく修復された掛け軸に手を合わせていました。
下新山常会では、今後、この掛け軸を大切に保管し、春と秋の彼岸の時に祭るという事です。

前のページに戻る 一覧に戻る