共同開発の炭入り石けん販売へ
伊那木曽ビジネスマッチングプラザ起業者交流会で初の製品化
伊那木曽ビジネスマッチングプラザ起業者交流会に参加した会社が共同開発した洗顔用炭入り石けんの販売が10月から始まります。
洗顔用炭入り石けんを共同開発したのは、箕輪町の株式会社伊那炭化研究所と塩尻市の友絵工房です。
伊那炭化研究所は炭の製造や利用について研究していて、高温で炭を細かくする技術を開発しました。
友絵工房は、肌の弱い人のために自然素材を使った化粧品などの製造を行っています。
伊那炭化研究所と友絵工房では、この石けんについて、しっとりとした洗い上がりが特長で肌の弱い人も安心して使ってほしいと話しています。
両会社は平成20年に権兵衛トンネル開通を機会に伊那商工会議所が開いた、伊那木曽ビジネスマッチングプラザ起業者交流会に参加しました。
そこで互いのノウハウを活かして商品開発をすることになり、洗顔用炭入り石けんを開発しました。
交流会がきっかけで、商品開発が行われたのは、これが初めてで、炭入り石けんは10月に伊那市で開かれる中央アルプスビジネスフェアにも出展します。
製品化された竹炭石けんと赤松炭石けんは、1個450円で、伊那炭化研究所で販売し今後販路を広げていくということです。