前宮崎県知事の東国原英夫さんの講演会
タレントで前宮崎県知事の東国原英夫さんの講演会が30日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。
東国原さんが登場すると、集まった観客およそ400人から大きな拍手が送られました。
講演会は、伊那市商工会が発足5周年を記念して開いたもので、実績のある人の話を聞いてこれからの町づくりに役立てようというものです。
東国原さんは、2007年に宮崎県知事に就任すると、独自の感性を政治に活かし宮崎県の行政改革を行いました。
公演で東国原さんは、「小学校の卒業文集に将来お笑い芸人と政治家になりたい」と書いたところ、担任から理由を聞かれ「両方とも人々を幸せにする仕事だから」と答えたという自身のエピソードを紹介しました。
他に「県知事になって1番驚いたことは、民間と行政の間に大きな隔たりがあったこと。それをなくすことが目標だった」と話しました。
この講演会を開いた伊那市商工会では「疲弊する地域を元気にするためにがんばっていきたい」と話しました。