荒井区で街路樹の整備作業
竹内荘一さん(88)のボランティアきっかけ
伊那市荒井の男性が取り組んできたボランティアがきっかけとなり1日、区をあげての街路樹の整備作業が行われました。
区民およそ30人が参加し、荒井の青木町と元町で、街路樹の根元に砂利と玉石を入れる作業をしました。
この作業は、荒井の竹内荘一さん88歳が、個人で取り組んできたものです。
竹内さんは、ボランティアで伊那市駅周辺の掃除を23年ほど続けていて、今年3月からは街路樹の整備も行ってきました。
伊那合同庁舎前の道路をきれいにしたいと、自分でお金を出して砂利と玉石を購入し、交通量の少ない夜中の3時頃から明るくなるまで作業してきたといいます。
これを知った荒井区が、区で作業を行おうと今回、伊那市の環境美化運動に合わせて取り組みました。
荒井区では今後、街路樹の整備を区内の他の地区にも広めていきたいとしています。