伊那市北部地区交通安全住民大会
交通事故撲滅へ 大会宣言
伊那市北部地区交通安全住民大会が1日、野底公民館で開かれ、大会宣言で交通事故撲滅を誓いました。
会場には地区住民およそ100人が集まりました。
これは、伊那市の竜東6地区でつくる、北部地区交通安全協会が交通事故をなくそうと開いたものです。
北部地区は、平成23年度の伊那市高齢者交通安全モデル地区に指定されています。
大会では、伊那警察署交通課の宮尾雅彦課長の講話があり、じゃんけんで人間の反射速度がどの程度かを説明し「運転をするとき、目で見てからブレーキを踏むまでには時間がかかる。スピードを抑え、万が一のことを予測しながら運転してほしい」と呼びかけていました。
また、交通安全指導員で伊那マジッククラブの伊藤憲司さんが手品を披露し交通安全を啓発していました。
大会の最後には事故のない安全な社会を目指すとした大会宣言が読み上げられ、参加者全員で交通事故撲滅を誓いました。
今年2月には地区内で死亡事故が発生していることから、北部地区安協の高山タカシ会長は「バイパスが開通し交通量が増えている。これまで以上に地域の意識を高めていきたい」と話していました。