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登内英夫さん米寿祝賀
ルビコン本社に銅像

登内英夫さん米寿祝賀<br>ルビコン本社に銅像

 ルビコン会長で県議・伊那商工会議所会頭などを歴任した登内英夫さんの米寿(88歳)の祝賀に、伊那市のルビコン本社に立ち姿の銅像が建立された。23日、制作者の彫刻家・瀬戸剛さん、宮下一郎衆院議員、小坂樫男伊那市長や登内さんの友人らが参加し除幕式があった。
 銅像建立は04年から関係者の間で計画され、勝山修一ルビコン社長が発起人会会長となり、制作を辰野町町出身で日展・文部科学大臣賞などを受賞している瀬戸さんに依頼。台座を小林石材、台座裏の碑銘板を中央鈑金、基礎や外構を竹腰工業所が担当。銅像部分はルビコンエンジニアリングが、台座部分は同社労働組合が中心に寄贈した。
 勝山社長は「創設以来会社を導いてきた登内会長を、これからは私達が支えて行くという思いを込めた」とあいさつ。
 制作した瀬戸さんは「登内さんの顔には強靭な意志が現れているが、眼の奥に深い思いやりが秘められている。それを表現するのが難しかったが制作者としてはやりがいがあった」と話した。
 登内さんは「(右の腕を軽く上げた)ポーズは、瀬戸先生の指定。少し恥ずかしいが、とても光栄でうれしい」と笑顔で語った。

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