伊那市 独自に空間放射線量測定
福島第一原子力発電所の事故を受け、伊那市は、3日から、独自に空間放射線量の測定を始めました。
空間放射線量の測定は、原発事故を受け、住民から不安の声が寄せられたことから、市が独自に始めました。
測定は、週一回、伊那市役所と、高町総合支所、長谷総合支所の3箇所で実施されます。
毎回、朝10時に地上1メートルの地点で、30秒ごとに3回測定し、その平均値を出します。
市役所での測定の結果、3日の空間放射線量は、0.06マイクロシーベルトで、国が定めた基準の、1マイクロシーベルトを、大きく下回る結果となりました。
伊那市では、「放射線は、目に見えず、匂いもない。測定を続けることで、住民の皆さんに安全であることを示していきたい」としています。
市では、測定結果を、その日のうちに、ホームページで公開することにしています。