親子で秋と遊ぶ
子どもネットいなネイチャーゲーム
伊那市の育児支援ボランティアグループ「子どもネットいな」は22日、親子で参加するネイチャーゲーム「どっぷり秋感じよう」を同市横山の鳩吹公園周辺で開いた。
子どもネットいなの毎月1回のイベントに、市内から園児、児童、保護者など約60人が参加。この日は、くもり空で肌寒かったものの防寒具を着込んで、秋の自然の中でするゲームを楽しんだ。
公園近くの「ますみヶ丘平地林の市が管理する場所では、9マスのビンゴ用紙に、キノコ、鳥の声、いいにおい窶狽ネどと記されたビンゴや、森の中に隠した・ス森の妖精・ス(マツボックリに絵を描いたもの)の数を当てるゲームなどを満喫。ビンゴは、体全体の感覚を研ぎ澄ましながら見つけては、仲間と一緒にマスを埋めていった。
ゲームの指導をした「いなネイチャーゲームの会」の井口秀賢さん(53)=同市美篶=は「自然を肌で感じることで、生き物のことを考える力を養ってほしい。体験をすることで、ごみを捨てないなどの環境教育にも役立てたい」と話していた。
子どもネットいなは市内の子どもを持つ保護者の有志で、02年11月に発足。市駅前ビル・いなっせ内の子どもの遊び場「ちびっこ広場」で、週3回の読み聞かせなどのボランティア活動をしている。
来月のイベントは13日、いなっせの501縲・03会議室で、「北原子どもクリニック」(同市)の北原文徳さんの講演会がある。