伊那市 監視カメラを市内の山林に設置
伊那市は、不法投棄を防ごうと監視カメラを市内の山林に4日、設置しました。
監視カメラの設置は、去年に引き続き2年目です。
カメラは、環境省中部地方環境事務所の協力で設置したもので、期間は4日から12月までの3か月間です。
カメラを設置した場所は、4月に不法投棄物の撤去をした際、2トントラック3台分に及ぶ家庭ごみや産業廃棄物が捨てられていた市内の市道沿いの山林です。
カメラは動くものを感知すると自動的に静止画で映像を記録します。
昨年度は、設置した3か月間に不法投棄はありませんでした。
伊那市で見つかった不法投棄は、平成21年度は224件30.4トン、昨年度は186件13.8トン、今年度は9月までに41件1.7トンと減少傾向にあります。
しかし地上デジタル放送への以降に伴い、昨年度上半期8台だったテレビの不法投棄が今年度は14台と増えています。
伊那市では、監視カメラの効果をみながら設置場所の変更も考えていきたいとしています。