臓器移植に理解を
街頭推進キャンペーン
臓器移植への理解を深めてもらおうと2日、伊那市で街頭キャンペーンが行われました。
街頭キャンペーンは臓器移植普及推進月間に合わせて、長野県肝臓病患者連絡協議会などが行ったものです。
伊那市の大型店前では協議会の会員などおよそ10人が啓発パンフレットを買い物客に配っていました。
臓器移植は病気や事故によって臓器が機能しなくなった人に、脳死状態の人の臓器を移植するものです。
肝臓病患者連絡協議会によりますと、日本で臓器の移植希望登録をしている人はおよそ1万3千人いますが、提供者が少なく多くの人が移植を待ちながら亡くなっているのが現状だということです。
協議会では「住民に臓器移植を定着させ提供者の拡大につなげたい。」と話していました。