南箕輪村でビジネスマナー講習会
コミュニケーションについて学ぶ
南箕輪村で5日、ビジネスマナー講習会が開かれ、参加者が社内で必要とされるコミュニケーションについて学びました。
およそ50人の参加者が6人のグループに分かれ、社内で必要とされるコミュニケーションについてゲームを通して学びました。
ゲームは5人の部下役に、黄色や緑、青など色のついたカードが配られ、上司役のメンバーから指示された通り長方形や正方形などの図形を作るものです。
ゲーム中の会話は隣の人とメモのみで行う、上司は部下の一人としかメモを交換できないなど、コミュニケーションに制約が加えられています。
部下役のメンバーは、図形を作るのに必要なカードを、メモを交換しながら集めて図形を完成させていました。
この講習会は、南箕輪村と村商工会が年に2回行っているもので、この日は、財団法人長野経済研究所の小賀坂知実さんが講師を努めました。
ゲームを終えて部下役のメンバーは、「自分への指示がうまく伝わってこなかった」と話し、上司役のメンバーは「場面ごと必要な指示が変わってくるので、必要な指示を順を追って出すべきだった」と話していました。
このゲームでは、コミュニケーションや相手の立場になって考える事の大切さに気付くことができるという事です。
小賀坂さんは、「今日学んだ事を社内で活かしてほしい」と話していました。