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上伊那への工科短大設置を知事に要望

白鳥連合長ら再度要望書提出

上伊那への工科短大設置を知事に要望

 上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長などは、長野県工科短大の上伊那地域への設置を求める要望書を、阿部守一県知事に提出しました。 
 6日は、白鳥孝連合長や、長野県経営者協会上伊那支部長の勝山修一ルビコン社長、伊那商工会議所の向山公人会頭ら、上伊那の経済団体など7団体の代表が出席し、阿部知事に、工科短大の上伊那への設置を要望しました。
 白鳥連合長らは、今年6月にも、製造業が盛んな上伊那に工科短大を設置するよう知事に対し要望書を提出しています。
 県の工科短大は上田市に1校あります。
 9月には、県職業能力開発審議会が、県に対し、「工科短大の卒業生の就職先や出身地が東北信に偏っている。南信地域への配置を含め、喫緊の課題としてあり方を検討する必要がある」と答申しています。
 また、答申に係るパブリックコメントでも、提出のあった15件うち、南信地域への設置を求める意見は11件、そのうち上伊那地域への設置を求める意見は7件となっています。
 白鳥連合長は、「上伊那は、地域、経済界の協力体制が整っている。人材育成は時間もかかり、早期に事業に着手するようお願いしたい」と要望しました。
阿部知事は、「予算の厳しい中で検討しなければならない。できるだけ多くの皆さんに良かれと思うことを進めたい。上伊那地域のまとまった動きと思いを、しっかり胸に置き考えていく」とこたえていました。

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