公務員倫理研修会
9月に発覚した職員の公文書偽造事件をうけ
伊那市は、9月発覚した職員の公文書偽造事件をうけ不祥事の再発防止を図ろうと公務員倫理研修会を7日、伊那市役所で開きました。
研修会は、伊那市の全職員およそ500人を対象に2回に分けて開かれるもので、7日はおよそ250人が参加しました。
研修会は、9月に職員による公文書偽造が明らかになったことを受け、不祥事の再発防止と公務員倫理の徹底を図ろうと開かれたものです。
伊那市の顧問弁護士長谷川洋二弁護士が講師を務め「地方公務員が順守すべき倫理」と題し、話をしました。
長谷川弁護士は「公務員の給料は民間企業と違い税金で賄われている。公務員は全体の奉仕者でなければならない」と話しました。
他に「一職員の不正は、全体の不正とみなされる。職員としてのプライドと自覚が必要」などと話しました。
白鳥孝伊那市長は「2度と不祥事が起きないよう、仕事に対しどのような姿勢で接していくべきか再確認してほしい」と呼びかけていました。