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北福地区民が地域の川について学ぶ

大沢川の文化をさぐるイベント

北福地区民が地域の川について学ぶ

 伊那市富県北福地で8日、大沢川の文化をさぐるイベントが開かれ、住民が地域を流れる川について理解を深めました。
 8日は地区住民およそ150人が参加して、大沢川に関連する場所を見てまわりました。
 これは、住民有志でつくる「北福地の環境をよくする会」が開いたものです。
 会では、川の特徴や歴史をまとめた冊子やDVDを作るなど、大沢川について理解を深めてもらおうと活動しています。
 大沢川周辺の散策では、住民らが農業集落排水処理施設福地浄化センターを訪れ、伊那市の職員から説明を受けながら見学していました。
 浄化センターでは、南福地を含む富県南部の2千人以上の汚水を処理し、浄化した後大沢川に排出しています。
 北福地集落センターで行われた全体会では、子ども達が水質調査の感想を発表したほか、制作したDVDが上映されました。
 田畑和一会長は「大沢川には地区住民のほとんどが関わっている。地域を流れる川について理解を深め、豊かな自然環境を守っていきたい」と話していました。
 会では、制作した冊子を北福地の全戸に配布した他、今後イベントなどでDVDを上映し、地域の自然への理解を深めていきたい考えです。

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