伊那総合物産展・商工祭
「防災」テーマに開催
伊那市内の企業などが一堂に集まる、伊那総合物産展・商工祭が8日から伊那商工会館で始まりました。
これは、地元企業の技術力や開発力を地域の人達にも知ってもらう他、名産品を多くの人に味わってもらおうと毎年開かれています。
今年は「地域経済の安全と安心のために未来と防災、環境を考える」をテーマに開かれ、展示会場2階には三六災害や18年豪雨災害、東日本大震災・長野県北部地震のパネルが展示された他、住宅部品メーカーが免震構造の展示をしていました。
また、陸上自衛地松本駐屯地の自衛官が特別参加し、宮城県の被災地で使われた、橋を設置する特殊車両の実演を行いました。
食のコーナーでは、イナゴ、ザザムシ、蜂の子の佃煮を乗せた三色丼の早食い大会が開かれました。
参加した人たちは、水で流し込みながら、なんとか完食していました。
今年の物産展・商工祭には例年より20ほど少ない58団体が参加しました。
震災の影響で、やむを得ず参加を断った企業もあるということです。
伊那総合物産展・商工祭は、9日も開かれ、時間は午前10時から午後4時までとなっています