伊那中央病院を花で飾る
池坊伊那青年部
伊那中央病院のラウンジで23日まで、華道家元池坊伊那支部青年部中部ブロックのメンバーが飾り付けた生け花が展示されている。
市内の会員でつくる青年部中部ブロックのボランティア活動の一環で、同病院での展示は年に一度(3年目)。「花を見て患者さんが少しでも元気になってくれれば」との思いで始まった。
21日夜、11人のメンバーが病院に集まり、3、5、6階のラウンジに展示用テーブルを設置し、各階それぞれ4杯づつの合計12杯の生け花を展示した。
カーネーション、リンドウ、カスミ草、ツルウメモドキ、カエデの葉、ケイトウなど季節感を考え約50種類を用意。ほとんどは購入したが、なかには、この日のために箕輪ダムに咲くコスモスを調達してきたメンバーもいた。
飾り付けの様子を見ていた利用者の一人は「花は見ているだけで元気が出る」と満足していた。